紫陽花といえば………雨や傘、カエルなど梅雨のイメージがありますよね。
青や紫、ピンクや白などいろんな色があります。
小さな花がたくさん集まって咲いていて、民家のお庭などでもよく見かけます。
母が1番好きな花だったので、子供の頃父親と二人で母に鉢植えをプレゼントした思い出もあり、何かと身近に感じる花でもあります。
また、昔近所のおばあさんに、枝を切って挿しておくと育つと聞いたことがありますが、やってみたことは無いので、本当なのかも併せて調べてみたいと思います。
目次
紫陽花の見ごろはいつ?
最初に述べたイメージの通り、やはり雨の多い5月から7月梅雨の時期が、一番綺麗に見られる時期だそうです。
そして今の流行は秋色アジサイというものなんですが、皆さんご存知ですか?
あじさいの花が咲いた後そのまま切ってしまわずに秋まで置いておき、色が変わっていくのを楽しむものだそうですよ。
そうなると今までの見ごろよりも長い期間楽しむことが出来ますね。
どんな種類があるの?
世界的に見るとおよそ2000種類のたくさんの種類があります。
大きく分けるとアジサイもしくはホンアジサイとガクアジサイに分けられます。
ガクアジサイの方は日本に昔からある品種です。それに対して、ホンアジサイは西洋アジサイに分類されます。
この違いは、よく見かけるホンアジサイは全ての花が開いて、全体的にふわっと丸い形になるのに対し、ガクアジサイは真ん中はそのままで開かずに、丸の端っこの花だけが開きます。
花と呼んでしまいましたが、実はあの花みたいに見えている部分はガクなんだそうで、花はまた別のところに小さくあるそうです。
紫陽花の花言葉は?
紫陽花の花言葉は、色によっても違いますが、一般的には浮気、移り気、無常などです。
何故こんな花言葉なのかと言うと、紫陽花の花の色が時期で変わっていくからだそうです。
色別には
白は心が広くて優しい様子、寛容の意味。
赤や赤紫色は、元気な女性の意味。
青や青紫色などの色は、辛抱強い愛情、高慢、冷淡、無情などの意味。
これを知ると、母の日が近い時期などに最近ピンク色の紫陽花を花屋さんでよく見かけるなぁと思っていたのですが、その理由が分かりますね。
ちなみに、ガクアジサイの花言葉はまた別にあり、謙虚……確かに言われてみるとそんなイメージがあるかもしれませんね。
そもそも花の色の違いはどうして起こるんでしょうか?
みなさんは知っていますか?
実は私は昔聞いたことがありますが、咲いている場所の土が何性か(酸性やアルカリ性など)や、咲いてから何日たっているかなどによって色が変わっていきます。
土が酸性なら青っぽい色に
土がアルカリ性から赤っぽい色に変わるわけです。
なので咲かせたい色がある時は……
ピンク色にしたい時→アルカリ性のものを紫陽花の根元の土にまく。例としてはホームセンターなどで売っている石灰など。
青色にしたい→酸性のものを根元にまく。例えば硫酸アルミニウムなど。
必ずとは言えませんが、これで変わる場合もあるようです。
調べていくとすごくたくさんの品種があり、
シュガーホワイト、アナベル、万華鏡、クリムゾン、フェアリーアイ、カメレオンなどなど、原産国やガクの形、色などもまざまで、私が見た中で個人的に一番綺麗だなと思ったのは万華鏡でした。
1枚1枚のガクのふちのところが白くなっていて、ピンクやブルーなどがありすごく綺麗でした。白いアジサイも珍しく、あまりみかけないですよね。
紫陽花の名所は?
ここでは私の住む東海地方の名所をご紹介します。
①岐阜県にある21世紀の森公園
自然に囲まれた施設で、あじさい祭りが開催され、たくさんの人で賑わう。
②愛知県にある性海寺
別名あじさい寺と呼ばれていて有名。
③愛知県にある形原温泉
夜に行くとライトアップがされていて昼間とは違う印象の紫陽花を見ることが出来る。
ここには載せきれませんが、その他北海道から四国九州まで様々な種類の花が咲く名所があります。
調べてみると、確かに挿し木でも株を増やすことができるようです。
花が咲いたあとの茎や、咲いていない茎の部分でも可能なようですが、色々な手順があったり、少し年数がかかるようなので、興味のある方はやってみて下さい。
紫陽花は難しいお世話をしなくても、毎年きれいな花を咲かせることができる、ガーデニング初心者さんにも優しい花なので、お庭のある方はぜひ試して見てください。
コメント