子供の日と言えば、鯉のぼりですよね。
男の子のいない家庭ではあまり馴染みがないかもしれませんが、詳しく調べてみました。
元々は中国の故事で「鯉は滝を登って竜になる」という、出世を意味するものから来ていると言われています。
目次
飾る時期、しまう時期はいつがいいのか?
鯉のぼりは春のお彼岸が過ぎれは飾って良いとされています。なので一般的には3月下旬から4月上旬までぐらいに飾ります。
大安の日に飾った方が良いと言われることもあります。
また、しまう時期ですが地域によっても違いはありますが5月5日の端午の節句が終わってすぐ片付ける場合と、旧暦で数えると一ヶ月遅れになるため六月中旬頃まで飾る場合もあります。
片付けてしまうことも考えると、天気のいい日を選ぶのがいいと思います。
ちなみにですが、雨の日に飾りっぱなしにすると酸性雨などの影響で生地が傷んだり、汚れがついてしまったりすることがあるので、長く綺麗に使いたい場合はお手数ですが雨の日はしまった方が良いかも知れません。
洗濯、メンテナンスについて
まず、鯉のぼりには、ナイロン製とポリエステル製のものがあります。
自宅で行う場合は
お風呂の浴槽にぬるま湯を張って、中性洗剤を利用して数時間浸け置きをします。汚れなどの気になる部分があれば、やさしくもみ洗いをします。
金箔がついている場合は、もみ洗いをすると粒子がはがれてしまうのでその部分は触らないように気をつけましょう。
洗い終わったら絞らずに水気を切って陰干しをします。
濡れたままで日光に当てると色落ちの原因になったり、アイロンをかけると生地を傷めたり、金箔が剥がれたりするのでやめておきましょう。
きちんと乾いたら綺麗にたたんで、購入時の箱などに入れて湿度があまり高くなく、直射日光の当たらない押し入れなどに保管します。
お店、業者に依頼した場合
町中にあるような普通のクリーニング屋さんには出すことができませんが、専門の業者さんがあります。
もちろん会社によって価格は様々ですが、私が調べたところでは、
- ふきながし 4mまで2,160円~
- ふきながし 4m以上4,320円~
- 鯉のぼり 4mまで2,160円~
- 鯉のぼり 4m以上4,320円~
- 節句のぼり旗 4mまで2,160円~
- 節句のぼり旗 4m以上4,320円~
という感じでした。
お店で頼むとやはり高額にはなりますがきちんとメンテナンスをするという意味では、こちらの方がいいのかもしれません。
いずれにしても1度購入したらずっと末永く使うものなので、きちんとメンテナンスをしていつまでも綺麗に飾りたいものです。
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