日本酒の初心者にもお勧め!な銘柄などを紹介

お酒のこと

私たちの住む日本には、春夏秋冬と四季が有り、
それぞれの時季にしかない、旬の食べ物や行事などが多々有ります。

テレビを始め新聞や雑誌等のメディアも、それらの様子や魅力を伝えています。
そういった日本独特の風習に魅力を感じるのか、
年々諸外国の観光客も増えていますよね。
外国人観光客だけでなく、我々日本人も楽しみの一つなのかも知れません。

ここで突然ですが質問です。
食べ物と行事に付きものといえば、皆さんは何を思い浮かべますか?

そうです!「酒」つまりアルコール飲料です。

年中行事の祭りは、全国各地で時季ごとに、多種多様な祭りが催されます。
年始めの初詣に始まり、ひな祭り、花見、盆踊り、秋の収穫祭、年末の年越しなどなど。

その際には旬の食べ物も有り、その時じゃないと食べられない物も有りますよね。
食べ物だけじゃのどが詰まる、と誰かが言ったかどうかは判りませんが、
何故か酒が付きものになるのですね。

では何が適しているのでしょうか?
人には好みが有るので、ビールや焼酎、いや日本酒、と色々な意見が有ります。
(不思議とこういった場合「ワイン」や「ウイスキー」という例は出ません。
それだけ、上記3種類がポピュラーなのかも知れませんね。)

日本の風土気候を考えた上で合うといえば、
個人的には日本酒がお勧め、ではないかと思います。

理由としては、日本全国47都道府県で造られていますので、
その土地土地での特徴が(米、水、気候等)有る。
時期により、色々な工夫がされた商品が発売されるなどなど。

何と言っても、種類と味わいの豊富さは、
他のアルコール飲料より、群を抜いて多いと思います。

また祭事といえば「御神酒」とも言われます。
日本酒とは切っても切れない縁、なのではないでしょうか。

こじつけ感が半端じゃない!と思われるでしょうが、
奥深い味わいや、フルーツみたいな香りも有り、
和・洋・中、問わない料理との相性等、魅力タップリの日本酒を紹介します。

日本酒の種類と簡単な特徴

初めに「日本酒」とはどういった酒なのか。
定義が国税庁が定める酒税法により決められています。

極めて簡単に言うと「米と米麹を原料で発酵させ、原酒と酒粕に分けたアルコール22度以下の酒」
を日本酒と言います。
原酒と酒粕に分けない酒は、どぶろくと呼ばれ違反となりますのでご注意を。

一般的な酒は発酵終了後のアルコール度数は19度位で、
山吹色という感じで、薄い黄色掛かっています。

そのままだとアルコール度数が高すぎるので加水したり、
雑味を取り除くため、等の理由で濾過する酒がほとんどです。
濾過した場合澄み切るので「清酒(せいしゅ)」とも呼ばれます。

そのままで加水しない酒を「原酒(げんしゅ)」と言い、
濾過しない酒を「無濾過(むろか)」と言います。

多少の炭酸が残っている場合もあり、また、瓶内で2次発酵させる手法で、
泡の出る「発泡清酒(はっぽうせいしゅ)」と呼ぶ酒も有ります。

「その様な日本酒ですが、どんな種類があるの?」

以下に簡単に日本酒の種類と、特徴等を紹介しますので参考にしてください。
※主原料には「水」「米」「米麹」が必ず必要です。ですが、水は敢えて表記しません。

『1.普通酒(ふつうしゅ)』:大手メーカー始め一部の地酒の蔵も主力販売してる一般的な酒ですが、
ラベル等に「普通酒」なる表記は有りませんのでご注意を。その判別方法は後ほど。

・特徴:原材料に米、米麹、醸造アルコールを使用しており、多少アルコールの匂いがきつい酒もあります。
一時期では、そのほかに「糖類」や「酸味料」等を添加して、増量させていた酒も有りました。
ここ数年で添加物を使用しない酒が多く、品質も高くなった酒も有ります。

『2.本醸造酒(ほんじょうぞうしゅ)』:普通酒より高品質版という酒で、華やかな香りのする酒も有り、
価格も普通酒より高めの酒が多いです。こちらはラベルに表記されている場合が多いです。

・特徴:原材料は普通酒と同様ですが、醸造アルコールの添加量が普通酒よりはるかに少なく、
当然糖類等も使用していません。また米を70%以下まで磨きます。(精米歩合と言います)
冷やしても良いですし、燗酒(温めた酒)にする事で味わい深くなる酒も有ります。

『3.純米酒(じゅんまいしゅ)』:今やこの純米酒しか造らない酒蔵も有るほどで、
日本酒本来の造りと言われる酒です。混ぜ物の無い無添加の酒です。

・特徴:原材料は文字の如く、米(三等以上の米)、米麹(最低使用率15%以上)のみとなります。
冷や酒から熱燗まで、とても幅広い味わいの酒質が有り、様々な料理と合う酒です。
それこそ日本酒好きにはヨダレが出るほどの銘酒が多々有りますよ。
「酒は純米、燗ならなおよし」という、かなり日本酒好きのファンなら知っている、有名な語録もあります。

※最近発売されている「米だけの酒」を純米酒と勘違いする人も居ますが、
製法品質上では「純米酒」でなく、「純米酒に該当しない酒」と表記が義務付けられています。
米の製造国、米の状態等の理由で純米酒と名乗れないのです。

『4.吟醸酒(ぎんじょうしゅ)』:この酒は昭和の後半辺りから広く認知されてきた酒で、
最近では女性や日本酒の苦手な人にもファンが多い酒です。初心者にもお勧めです。

・特徴:原材料はやはり普通酒や本醸造酒と同様ですが、醸造アルコールの添加が極めて少量で、
スッキリとした口当たり、飲み易さは一番だと思います。
米を60%以下まで磨いて(吟醸酒の決まり)米の雑味を取り除くため、
果実の様(いわゆるフルーティー)な香りの酒も多々有り、
目出度い席等での乾杯用にも適している酒です。価格は高めの酒が多いです。
因みに、米を50%以下まで磨いた吟醸酒を「大吟醸酒(だいぎんじょうしゅ)」と呼びます。

「ラベルの見方について」

普通酒にはラベルに普通酒と表記はないと言いましたが、
ラベルや瓶に必ず記載してある「原材料」の欄を見てください。
必ず表記しなければなりません。以下の判別の仕方を参考にしてください。

水は不可欠なので記載は有りません。「米」「米麹」までなら純米酒。(米だけの酒は除く)
プラス「醸造アルコール」と有れば、「普通酒」「本醸造酒」「吟醸酒」となります。

はあ?じゃあ3種類の違いは?そこはラベルへの表記となります。

普通酒以外は、9割以上「本醸造(酒)」「吟醸(酒)」と記載されています。
文字に大小は有るかも知れませんが、まれに無い場合は店の人に聞いてください。
(「結局そこなんだ!」と言わないでくださいね。)

以上が基本的な、製法品質上での分類となります。
以前は等級制が有り、特級酒(注1)、1級酒、2級酒と呼ばれて区別していましたが、
現在は廃止されていて、上撰(じょうせん)、佳撰(かせん)、別撰(べっせん)、
推奨(すいしょう)等、様々な呼び方をしています。

普通酒以外の酒(純米酒、本醸造酒、吟醸酒)を「特定名称酒」と、言う様にもなりました。
ただ、この呼称はそれほど一般的ではありませんね。
※注1):この級の酒は普通酒に限らず、本醸造酒等も有りました。

 

日本酒のおちょこととっくり

美味しい飲み方・温度帯と肴

まず、どの様に飲むか(冷やしてなのか燗酒なのか)、肴は何か(料理の味が濃いかあっさりか)、
いつ飲むのか(食前か食事と一緒にか)など、状況に応じて選んでみてください。
その方が選ぶ楽しさも有ると思います。

その前に、日本酒の種類は大きく分けて4種類と言いましたが、
少し違う名称で表記されている酒も有るので、是非参考にしてください。

■例1.純米酒+吟醸酒=『純米吟醸酒』

こちらは純米酒の原材料のみで、吟醸造り(吟醸酒を造る工程)で醸し出された酒。
(個人的に一番好きな酒です)
吟醸造りとは、米を精米する際に4割(40%)を糠(ぬか)として磨き、低温で造る製法です。
ラベル等で「精米歩合60%」と記載されていれば、これに該当します。
それ以下の55%や50%の酒(大吟醸酒)も有ります。

仮に精米歩合が半分の50%(以下のも)となれば、純米大吟醸酒というとても贅沢な酒になります。
今では入手困難の「獺祭(だっさい)」は、この純米大吟醸酒しか造っていません。

■例2.本醸造酒の精米歩合が60%以下=『特別本醸造酒』

これは本醸造酒の贅沢版と言え、香りや味わいが普通の本醸造酒より優れている酒。
日本酒の好きな人は純米酒同様、このクラスを好む人も多いですね。

また、通常日本酒は濾過した後、火入れ殺菌を行い貯蔵されますが、

全ての種類において「生酒(なまざけ)」「生貯蔵酒(なまちょぞうしゅ)」
「生詰酒(なまづめしゅ)」という酒が有ります。以下参照してください。

・一回も火入れ殺菌をせず出荷した酒を「生酒」(生生とも言う蔵も有り)

・一回も火入れせず生のまま貯蔵し、出荷時に火入れ殺菌し他酒を「生貯蔵酒」

・一回火入れ殺菌をして貯蔵し、出荷時はそのままの酒を「生詰酒」

ラベルや瓶に記載されている酒がほとんどなので、判断出来ると思います。

例として「本醸造生貯(ほんじょうぞうなまちょ)」
「純米吟醸無濾過生詰(じゅんまいぎんじょうむろかなまづめ)」
なんて複雑且つ長い名称の酒も有ります。

美味しい飲み方に戻る前に、知っておくとお得?な知識を。

居酒屋などで「冷酒あります」というポスターを貼ってあったり、
お客さんが「大将、私は冷酒(れいしゅ)ちょうだい」と、
言っている場面に遭遇した事はありませんか?

間違いではありません。間違いではないのですが・・・、
「冷酒(れいしゅ)」という種類の酒は有りません。
全ての種類の「酒を冷やせば」何でも「冷酒」なのです。
ここは勘違いしないでください。でも言い張って喧嘩はしないでください!

もし言うので有れば「純米吟醸の冷えたのを」とか、
「少し冷やした本醸造を」と、言えば問題ありません。
あくまでも呼び方で有って、間違いではないのですから。

もう一点ですが、温度の知識になります。
「日本酒の温度帯に関する呼び方・表し方」

1.「冷やして」:一般的に冷蔵庫から出した位の温度(5~13℃位)
冷たさを感じる温度なので、生酒、本醸造酒、吟醸酒や原酒の一部がお勧め。

2.「常温(冷や)」:室温、冷蔵庫にも入れずそのまま保管した状態(15~22℃位)
夏場は冷暗所、20℃超えたら冷蔵庫保管。冬場は室内で。
甘辛度や酸味により、適温は変わります。温度が上がれば、
香りの感じ方も結構変わります。
純米酒、本醸造酒、吟醸酒、大吟醸酒の全てお勧め。
この温度帯が、日本酒の香り、味わいのスタンダードだと思います。
(昭和の時代、一般的な飲み屋でオヤジさんっぽい人達が、
おう!ぽんしゅくれよ、ひやでな!」と言った場面が多々有りました。
通訳すると「すいません、日本酒をください。常温で」
という感じですね。)

3.「人肌燗」:その名の通り35℃位 余り聞きませんが、ほんのり熱く感じる優しい温度。
(ひとはだかん)
4.「ぬる燗」:人肌より少し熱い40℃位 これも良く聞く言葉です。結構お勧めの温度。

5.「上燗」:45℃位 これは余り聞きません。
(じょうかん)
6.「熱燗」:50℃位 よく聞く言葉ですが、結構高めの温度です。
(あつかん)
7.「飛切り燗」:55℃位 これは余り頼む人は居ません。
(とびきりかん)

燗酒に燗してはどの種類の酒が合っているかは、好みの問題となります。
一般的に普通酒、本醸造酒、純米酒は燗酒に向いているが、
吟醸酒はもったいないという方も居るのは事実です。

ですが、「うちの大吟醸酒は上燗でも美味い」と言う蔵元もありますので、
温度に負けない、しっかりした酒質の酒だと思います。

また、一度温めた酒(熱燗位)を直ぐに飲まずに、
わざとそのまま暫く置いておく「燗冷まし」という飲み方も有ります。
これは角が取れて、凄く優しい口当たりにもなります。
何度も言いますがお好みなので、「燗はどうも」と、いう方は無理しないでくださいね。

では本題に戻ります。

『普通酒』 :ある意味「万能型」なので、好きな料理を、その時の季節に合わせ、
冷やしたり、燗にしたりと気分で選んで良いと思います。
大体春夏は、常温や少し冷やして(6~10℃位)冷や奴、餃子等。
秋冬は、常温、燗酒で、鍋物全般、煮魚、野菜炒め等。

『本醸造酒』:少し冷やして(6~10℃位)魚介の刺身全般、わさび漬け、冷や奴等。
常温で(14~20℃位)茶碗蒸し、焼き魚、天ぷら等。
燗酒で(これは好みの温度帯で)おでん、焼き鳥、イカの塩辛等。

『純米酒』 :少し冷やして(6~10℃位)赤身肴の刺身(マグロ、カツヲ等)、酢の物、焼き肉等。
常温で(14~20℃位)殆ど料理を選ばないと思います。意外な物でチョコレートも。
燗酒で(全温度帯)おでん、焼き鳥、うなぎの蒲焼き、とんかつ等、

『吟醸酒』 :少し冷やして(6~10℃位)白身魚の刺身(味の淡泊な魚)、カルパッチョ等。
常温で(24~20℃位)軽めの味わいの料理(スパイス系は避けた方が良い)
※香りが高め(果実の様な)酒は、合わせる料理の幅は狭くなるので、アッサリした味の料理で。
中にはガツンと来る酒も有るので、そういった酒質の場合は、本醸造酒に寄って良いと思います。

以上はあくまで独断となります。個人差も有りますので、色々と試してみてください。
意外なのは「缶詰」は侮れません。特に魚系。いわし塩焼き、さんま蒲焼き、さば水煮、さば味噌煮等は、
栄養価も高く尚且つ安価な物も有りますので、特に料理を作れない時などは重宝します。

どんなシーンで飲むかは、上記で示しても有りますが、
全て食中酒(食事と一緒)で問題ありません。

「ただ酒だけを飲みたい」、そんな時はゆるり、だらだらと飲める「純米酒」、
「少しリッチにチーズやハムをつまみに」といえばワイングラスで少し冷やした「吟醸酒」、
目出度い席などで乾杯には「大吟醸酒」など、
やはり自分の好みが大事になりますので、何でなければいけない、
という事は一切有りません。嗜好品なのですからね。

辛口なのか甘口なのか

よく「辛口の酒飲みたい」とか「この酒は辛口?」と、
「辛口」という言葉を聞くと思います。
たまにラベルなどにも「辛口」「超辛口」という表示も見かけるかと思います。
では何を基準にしているのでしょうか。

判り易く言えば、甘辛度判別に「日本酒度」というものが有り、
マイナス(-)表示は「甘口度」で、
反対にプラス(+)表示が「辛口度」という判別法です。

例えば「日本酒度+5」とあれば、辛口の部類。
「日本酒度-3」とあれば、甘口の部類、といった具合です。
その合間を「中口」と表現する酒もあったりします。
辛くもなく甘くもないという酒です。

ただこれはあくまでも数字であって、必ずしも数字通りに感じる事は有りません。
人間の感覚は個人差が有りますので。

また、実際にはラベル等に表示の無い酒が多いので、
購入する際に、蔵や酒販店の人に聞く事が良いと思います。

極端に甘口、辛口の酒はあまりありませんので、
自分の舌で味わって、好みの酒を見つけてください。

初心者にもお勧めの銘柄

では、初心者でも無理なく飲めそうな銘柄も交えつつ、
プレミア価格、入手困難そうではない銘柄を紹介します。
※但し、種類により売り切れの場合はご了承ください。

『普通酒』

・「黒龍(こくりゅう)」福井県・黒龍酒造
この蔵の酒は全ての種類が、完成度高く人気です。
・「喜久酔(きくよい)」静岡県・青島酒造
やはりこの蔵も全ての酒質は高く、全国的に人気です。
・「菊正宗(きくまさむね)」兵庫県・菊正宗酒造
日本酒革命!これは驚き。もはや吟醸酒とも言えます。

【菊正宗のHP】
http://www.kikumasamune.co.jp/products/gin/

『本醸造酒』(特別本醸造酒を含みます。表記は特・本)

・「正雪(しょうせつ)特・本」静岡県・神沢川(かんざわがわ)酒造場
静岡県は吟醸に定評が有り、この蔵も例外では有りません。
・「花泉(はないずみ)」福島県・花泉酒造
別銘柄「ロ万(ろまん)」シリーズも有名になりました。
・「澤乃花(さわのはな)」長野県・伴野(ばんの)酒造
若い自社の杜氏(酒造責任者)が造る酒は今注目です。

『純米酒』(特別純米酒を含みます。表記は特・純)

・「豊盃(ほうはい)」青森県・三浦酒造
平仮名一文字の「ん」という銘柄のスーパー普通酒も人気です。
・「萩の鶴(はぎのつる)」宮城県・萩野酒造
純米吟醸に定評が有り、別銘柄「日輪田(ひわた)」も評判です。
・「いづみ橋(いづみばし)」神奈川県・いづみ橋酒造
この蔵は日本酒だけではなく、味噌、醤油も製造しています。
・「神亀(しんかめ)」埼玉県・神亀酒造
埼玉の超実力蔵。「ひこ孫」という銘柄で全国区の人気に。
・「竹泉(ちくせん)」兵庫県・田治米(たじめ)合名
他の酒も今や海外でも高評価質、質の高い純米蔵です。

・「竹鶴(たけつる)」広島県・竹鶴酒造(ニッカウイスキー「マッサン」の生家です)
味の濃い純米酒。燗酒にも最適な純米酒好きのための酒です。
・「二世古(にせこ)特・純」北海道・二世古酒造
北海道産独自の酒米を使用した酒が特徴です。
・「るみ子の酒 特・純」三重県・森喜(もりき)酒造場
社長の名の一文字「英(はなぶさ)」という酒も人気です。奥様が「るみ子」さん。
・「川亀(かわかめ)」特・純」愛媛県・川亀酒造
四国の中でも愛媛は綺麗な酒質を造り、ここも例外ではないです。
・「貴(たか)特・純」山口県・永山本家酒造場
山口県でも実力、人気共に屈指の実力蔵で、蔵の定番純米酒です。

『吟醸酒』(敢えて大吟醸酒は除きます。純米吟醸酒の表記は純・吟)

・「黒龍いっちょらい」福井県・黒龍酒造
本醸造でも紹介した蔵です。吟醸の酒質はクセのない酒質です。
・「開運(かいうん)」静岡県・土井酒造場
大吟醸に匹敵する酒質と旨さ。初心者にも受け入れやすい酒です。
・「南部美人(なんぶびじん)純・吟」岩手県・(株)南部美人
東北でも屈指の実力を持った蔵の定番酒です。
・「天の戸・夏田冬蔵(あまのと・なつたふゆぞう)純・吟」秋田県・浅舞酒造
大吟醸酒も秀逸で、杜氏が作る酒粕レシピは有名です。
・「浦霞・禅(うらがすみ・ぜん)純・吟」宮城県・(株)佐浦
ラベルのイラストが特徴的で親しみが持てます。味も文句なし。

・「福祝(ふくいわい)純・吟」千葉県・藤平(とうへい)酒造
千葉の名水地「久留里(くるり)」で、3兄弟の作る酒は高評価です。
・「而今(じこん)」三重県・木屋正酒造
特別純米酒含め、酒米によっても味わいの違いが楽しめます。
・「扶桑鶴(ふそうづる)純・吟」島根県・桑原酒場
酒米で3種類の純米吟醸がありますが、「佐賀錦(さかにしき)」が人気です。
・「石鎚(いしづち)純・吟」愛媛県・石鎚酒造
全日空国際線ビジネスクラスで提供されていた酒で、当然日本でも人気です。
・「庭のうぐいす純・吟」福岡県・山口酒造場
ラベルの鶯のイラストが特徴で、梅酒にも定評の有る蔵です。

※敢えて日本酒好きの上級者向けは載せて有りません。
受け入れられるのは「竹鶴」くらいでしょうか。
逆を言えば初心者には難しい酒と言えます。

また、他の酒も人によっては「え~飲みにくい」と思う酒も有るかも知れませんが、
慣れれば好きになってくるかも知れませんよ。

当然これ以外にも美味い酒は有ります。
1970年代頃では予想出来ない位の酒質の物ばかりです。

しかし、1980年代頃から「越乃寒梅(こしのかんばい)」を筆頭に「八海山(はっかいさん)」
「〆張鶴(しめはりづる)」「雪中梅(せっちゅうばい)」「久保田(くぼた)」
といった、新潟の酒が席巻し今なお人気を誇っています。

そこから一気に盛り上がった感じも有り、
2000年以降は、蔵元の技術や発想の豊かさが格段に上がり、
日本酒業界を巻き込んだ、第2次、第3次ブームとなっています。

今は「美味い酒を探す」のは簡単で「まずい酒を探す」方が難しい、
と言う日本酒好きの人も居るくらいですから。

贅沢な時代となりましたが、自分に合った日本酒を見つけ、
誰と、何処で、どんな時に飲むか、を考えて楽しんでみてください。
でも飲み過ぎには注意です。

日本酒で乾杯

スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました