献血のメリットデメリット…悩んでいる方、ぜひ協力をお願いします!

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赤十字のテント ボランティアのこと

都会の駅の近くなどに献血ルームが常設されていたり、近くの小学校やショッピングモールなどで赤と白のバスを見かけたり……献血に出会う機会はまぁまぁの頻度でありますよね?

そんな時みなさんはどうしていますか?

将来自分がなにか病気や事故などで、血液が足りなくなった時に助けてもらうことがあるかもしれないからと考える人、私のように血が苦手なのと痛いのも嫌なのでやらない人などいろんな人がいますよね。

今回はそんな献血について調べてみました。

献血って何?

病気をしたり大きな怪我をしたりして、自分の血液では足りなくなった時などに輸血に使うために、自分の血液をボランティアで提供することを言います。

この輸血の受け入れは、国が許可している日本赤十字社のみで行われています。

どんな人が出来るの?

16歳から69歳の人なら可能ですが、献血にはいくつかの種類があり、それによって対象となる年齢は異なり、以下のようになっています。

400mlの献血……男性17歳から、女性18歳から
200mlの献血……男女ともに16歳から

成分献血……男女ともに18歳から

また体重によってどれだけの量の献血ができるか決まっており、同意書の記入や、本人確認などがあります。

注射器など

どんな人ができないの?

日本赤十字社が定めている、献血を御遠慮頂く方は次の通りです。

①献血当日に熱があったり、薬を飲んでいたり、体調の良くない方。
②予防接種を受けた方
(ワクチンの種類によって、定められている期間が違うので、詳しくはホームページ参照→http://www.jrc.or.jp/donation/about/refrain/detail_08/)
③半年以内にピアスの穴を開けたり、刺青を入れた方。

④妊娠している、授乳している方。
⑤心臓病や血液疾患、ぜんそくなど特定の病気にかかったことのある方。
⑥動物や人間に噛まれた方。
⑦海外旅行者、海外で生活をしていたことのある方。

これらの他にもまだいくつかありますので、お出かけになられる際は注意しましょう。

献血するメリットは?

場所によって違う場合もありますが、

・健康診断などで受ける血液検査と同じくらいの内容の検査が無料でできる。
・血液型がわかる(最近自分の血液型を知らない人も多いので、こういった機会に知ることができます。)
・献血後に無料でジュースが飲めたり、お菓子が食べられたりする。

アルコールカクテル

・リラックスして受けられるように、ちょっとしたマッサージなどのイベントが行われている。
などがあります。

献血のデメリットは?

献血を受けられた方の中でおよそ1パーセントと少ない割合ではありますが、めまいがしたり、吐き気がするなどの症状が出る方もいます。

健康状態は万全な状態で出向き、終わったあとも座って飲み物を飲んだりして少しゆったり過ごしてから帰りましょう。

また、献血をした当日にしてはいけないことがあるので、あとの予定のない休日などにすると良いでしょう。

運動や(2時間以内の)入浴、お酒を飲むことは当日は控えて、大人しく過ごしましょう。
翌日からは普段通りの生活で大丈夫です。

どれくらいの時間がかかるの?

全血献血、成分献血の2種類があり、それによって異なります。

全血献血……10~15分程度
成分献血……40~90分程度

この2つの違いは次の通りです。

全血献血……血液の全ての成分をとること。一般的に献血と言うとこちらを指すことが多く、200mlと400mlの2種類があります。

成分献血……一度血液を抜いて、その血液を遠心分離機にかけます。必要な成分を分けて取り出したら、残りの血液をまた体内に戻します。

血漿献血と血小板献血があり、取り出す成分の違いがあります。

全血献血よりも、成分献血の方か身体への負担が少ないと言われています。

しかし、体に優しい反面、かなり時間がかかることやその設備のあるところでしか出来ないので、どこでもできる訳ではありません。

最後に

日本赤十字社の公式ホームページを見ると、献血に協力する人が減ってきており、まだまだ血液は足りていないことが分かります。

赤十字のテント

特に若い方達、16~29歳の割合がすごく減っているようです。何かを人のためにやるのは簡単なことではないと思います。

私自身、社会福祉大学出身で中学生の時から障害者の方の施設にお手伝いに行かせてもらったり、障害児の方の在宅介護でリハビリのお手伝いしたり、色々な活動をしてきましたが、やはり機会があまりなかったり、時間がかかったりと難しい部分もあります。

おやすみの日の買い物のついでなどに足を運ぶことでできる、身近なボランティアとして、ぜひ皆さん参加しましょう。

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