ディズニーパークには独自の細かいルールが多数存在します。食べ歩きから携帯電話の使用禁止に至るまで想定外の制限が数多く、知らず知らずのうちにトラブルを招いてしまう可能性があります。
そこで本記事では、ディズニーパーク内のルールをまとめつつ、安全に快適に過ごすためのポイントを解説します。併せて専用スマホアプリの活用術もご紹介。
ディズニーリゾートを100%楽しむには公式アプリが必須アイテムなのです。
- パーク内の禁止事項
- 持ち込みNG/OKのアイテム
- スタンバイパスと公式アプリの活用法
- 服装規定やマナー違反の内容
ディズニー最新ルールまとめ
2023年ディズニースタンバイパス
2023年からディズニーパークでは、スタンバイパス制度が導入されました。これは混雑緩和のため、事前にスマホアプリからパスを取得することで、指定した時間にアトラクションに並ぶことができるサービスです。ただし先着順で、なくなり次第終了です。取得できなかった場合は通常の待ち行列に並ぶしかありません。スタンバイパスの対象アトラクションは事前に発表されていますが、人気アトラクションほど早朝には取得困難です。ディズニーパークを最大限楽しむには、公式アプリの活用が欠かせません。
ディズニー食べ歩き全面禁止
ディズニーパークでは、食べ歩きが全面禁止されています。持ち込んだお弁当や購入したファストフードも、飲食エリアやベンチで食べることがルール化されています。唯一食べ歩きが許可されているのが、ポップコーンやドリンクなどのワンハンドフードのみ。これは手で持ちながら移動できるようデザインされた容器のためです。定期的に巡回するキャストによる監視もあるため、ルール違反は厳しく指導されます。楽しい思い出の妨げにならないよう、食事の際は時間に余裕を持っておきましょう。
ディズニー持ち込み飲料水数制限
ディズニーパークでは、1人1日3リットルまでの飲料水の持ち込みが許可されています。これはペットボトルや携帯用の水筒などを利用する場合で、決して多くの量とは言えません。3リットルといっても1日パークを回るにはやや少なめなので、割安な自動販売機や売店の飲料を利用する必要がでてきます。少しでもコストを抑えたいのであれば、大容量のペットボトルを1本だけ持ち込むことをオススメします。
ディズニー検温なし化最新動向
コロナ禍で実施されていた入園時の検温ですが、2022年11月から撤廃されることが決定しました。咳エチケットやマスク着用などは当분の間継続するものの、検温に関しては制限がなくなりました。今後の感染状況次第ではまた戻される可能性もありますが、当面は検温なしで楽しめることになりそうです。ただし体調不良時は入園自粛が求められていますので、健康状態には十分気をつけましょう。
ディズニー持ち込みNGアイテム
ディズニーパークでは、危険物をはじめ、カンビン類やドローン、ペットなど多くの持ち込みが禁止されています。飲食物に関してはある程度の量なら許可されますが、ガラス製品は一切NG。他にも違法なものはもちろん、迷惑になると判断される持ち込みはすべて禁止です。持ち物検査があるエリアもあるので、ルールを守らない場合は入園を断られる可能性があります。持ち込み可否に不安がある場合は、事前に公式サイトでご確認ください。
ディズニー服装規定最新基準
ディズニーパークには、他のテーマパーク以上に厳しい服装規定が設けられています。規定に反した場合は入園できないだけでなく、パーク内でもキャストによる指導の対象となります。特に女性客の露出が問題視されているので、下着が透けそうな薄手の生地は要注意。男性客も裸足はもちろんNGですし、指導されるケースが後を絶ちません。服装規定の中で例年クレームが多いのが水着姿で、水上アトラクション利用後にそのまま歩き回ることは好ましくないとされています。
ディズニーパーク内禁止事項
ディズニーパークを安全に楽しく過ごすため、パーク内ではさまざまな行為が禁止されています。主なものとして開園ダッシュ、装飾物での乗り越えやぶら下がり、展示物での写真撮影時の頭上超えが挙げられます。これは事故防止が主な目的ですが、SNS投稿された写真が原因でディズニー側が規制を強化することも少なくありません。パレード待ちの場所取りにおいても、単なる荷物だけでの占有は認められていないので注意が必要です。こうした細かな禁止事項を守ることで、すべてのゲストが安全に楽しめる環境が保たれるのです。
ディズニー許可持ち込みルール
ディズニーお弁当持ち込みルール
ディズニーパークでの食べ歩きが禁止されているため、多くのゲストがお弁当を持ち込みたいと考えます。その場合、パーク内の指定エリアである「ピクニックエリア」を利用する必要があります。ここがパーク内で食事が許可されている唯一の場所です。利用後は指定の出口から再入園手続きが必要ですが、ある程度の食事を済ませることができます。ただし夕方以降は混雑が予想されるため、できるだけ昼食時に利用することをおすすめします。
ディズニースプレー類持ち込み基準
ディズニーパークでは、消臭スプレーや防虫スプレーなど、スプレー式の製品の持ち込み基準が設けられています。基本的には100ml未満のみ持ち込み可能で、これ以上の量を超えると入園禁止になります。防犯の観点からこの基準が適用されていると考えられ、テロ等への対策が背景にあるものと思われます。いずれにせよ、総量100ml以内であればスプレー類の持ち込みは自由です。
ディズニードリンク持ち込み本数
先述のとおり、ディズニーパークでは1人1日3リットルまで水やドリンクの持ち込みが許可されています。ただしこれはあくまで総量基準であり、個包装の状態で持ち込む場合の数量制限はありません。すなわち、3リットルに相当する量を満たしていれば、数百本のペットボトルを持っていっても問題ないということです。ただきれい好きなディズニーとしては、過剰なまでの大量の持ち込みは歓迎されていないのが本音でしょう。
ディズニー服装基準詳細解説
ディズニーが定める服装基準については、公式サイトに詳細な解説が掲載されています。要点をまとめると、他のゲストへの迷惑行為を防止することを主眼とした規定になっています。具体的には必要以上の露出や、一般常識の範疇を超えた変装は好ましくないとされています。加えて服装に含まれる文字や模様が、政治的主張や宗教観などを連想させる可能性がある場合も同様です。子どもを多く招くテーマパークゆえに、表現の自由への一定の制限が設けられていると言えるでしょう。
ディズニー違反行為一覧表
主にSNSの普及に伴い問題視されるようになったディズニー違反行為を一覧表形式で示します。
装飾物での立ち入り、登る、ぶら下がる
噴水での水遊び、足浸し
飾りつけや展示物での写真撮影(頭上超え) レジャーシートや荷物のみでの場所取り 食べ歩き(ワンハンドフードを除く) 携帯電話やドローンによる航空撮影
特に装飾物や噴水でのルール違反が後を絶たず、時には施設撤去に追い込まれた事例もあるほどです。テーマパークを管理する側の事情を理解した上で、マナーを守って楽しみましょう。
ディズニー許可アイテムチェック
最後に、ディズニーパークへの持ち込みが許可されている主なアイテムを確認しておきます。
- 水筒(ただし3リットルまで)
- 常温の弁当
- 防水カバー等の日焼け止めグッズ
- 折り畳み式レジャーシート
- モバイルバッテリー・ゴミ袋
もちろんこれ以外でも、通常生活で使用する日用品のほとんどは持ち込みOKです。各アトラクションの制限はあるものの、ディズニー品も含めたショッピング物は持ち歩けます。最新情報は公式サイトで常に更新されているので、ご確認ください。
ディズニーパーク内ルールのまとめ
記事のポイントをまとめます。
- スタンバイパスは人気アトラクションで早朝に売り切れ
- 持ち込み飲料水の上限量は1人3リットル
- 食事は飲食エリアかピクニックエリアで
- 検温なし化で制限緩和の兆しも
- ガラス製品やペットの持ち込み不可
- 装飾物での立ち入りや写真撮影がNG
- 場所取りにレジャーシートだけではダメ
- キャラクターとの接触は限定的
- ファストパスではないスタンバイパス
- パーク独自の細かい禁止事項あり
- 公式HPで最新の持ち込み基準を
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