クマ対策……会ってしまったらどうしたらいいか、教えます。

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ある時期になると、お昼のワイドショーや、夕方のニュースなどでクマに人が襲われて、ひどい怪我をしたり、亡くなってしまったということって時々耳にしますよね。

私たち人間よりもはるかに大きいし、力もかなり強いのでいざ会ってしまったら、戸惑ってしまってどうしたらいいかなんて、考えている余裕も時間も絶対にないと思います。

私が唯一動物園以外で野生であったことがあるのは猿だけなんですが、そのお猿さんでさえも、正直襲ってこないかなぁとかどうやって逃げたらいいんだろうとか、頭の中が不安と怖さでいっぱいでした。

こんな怖さに比べたらクマにあった時なんて比べ物にならない恐怖ですよね。

普段の街中の生活では、あまり遭遇する機会もないかもしれませんが、住んでいる山に餌がなくなれば、人の生活しているところに、食べ物を求めて降りてくることもありますし、キャンプなどで山に入った時に危険がない訳では無いので、念の為いざという時のために覚えておきましょう。

熊の特徴は?種類は?

世界で見ると8種類のクマがいますが、日本にいるクマは2種類です。

クマ

①ヒグマ
日本にいるクマの中で1番大きなクマです。

体の大きさは約2.5~3.0メートルで、大きいものでは重さは500キロになるものもいます。

基本的には雑食なのですが、植物を主に食べます。

フキやうど、ミズバショウ、アリやハチ、ヤマブドウ、ミズナラのどんぐり、農産物のトウモロコシや時には生きているシカを襲って食べることがあるようです。

生息地は北海道で、北海道の中のおよそ半分の割合の地域にヒグマがいるとされています。

②ツキノワグマ
体の大きさは1.1~1.3メートル、大きいもので130キロにもなり、過去に宮城県で220キロのオスが捕獲されたことがあります。

基本的には雑食性ですが、柔らかめで繊維の少ない消化のしやすい植物を主に食べていて、ブナやナラの実(ドングリ)や、木いちご、春先は色々な植物の新芽や若葉、あり、はち、サワガニなども食べています。

どんぐり

割合的には少しですが、ハチミツや昆虫、動物・魚の死骸など色々なものを食べることもあるようです。

生息地は本州の南で、本州のうちおよそ半分の割合の地域にはツキノワグマがいるとされています。

熊に遭遇した時の対処法は?

あってはいけないことですが、もしクマにあってしまった場合にどう行動したらよいかいくつがあげていきます。

①少し高価なものではありますが、トウガラシエキスの入ったクマ用の撃退スプレーをクマに向かってかける。

②かなりびっくりするとは思いますが、大声を出したり大きな動きをしないように、クマは逃げるものを追う性質があるので、走って逃げないようにする。

③クマと目が合った状態の場合は、目をそらさないようにしてそーっと後ろに下がる。

この時、何か手持ちのもので置いていってもいいものがあれば、地面にそっと置き注意をそらしている間にそっと下がって、クマとの距離をとる。

④万が一距離が取れず、近づいてしまったら暴れたり抵抗すると余計に刺激してしまうので、おとなしく地面の窪みなどに身を隠し、首や頭など大切なところをかばって、大人しく危機が過ぎるのを待つ。

⑤山の中に食べ物が不足してくると、食料を探しに人々の生活しているエリアに降りてくる場合があるので、山の中だけに限らず、周りに気を配る。

熊に遭遇しない為には?

一番いいのは、まず熊に会ってしまわないことですよね。そのためにはどのようにしたらいいのかお教えします。

?足跡や糞などの熊の痕跡で新しいものを見つけたら、無理に行こうとせず、戻るか、他の道を探す。

?小熊を見かけた場合、近くに親熊がいる可能性が高いので、小熊だからと甘く見ずにその場を離れる。

?1人になると危険なので、クマに人の気配を感じさせるために常に何人かのグループで行動をする。

?クマは人がいると感じると逃げるので、車のクラクション、鈴や笛、ラジオを流したりするなど音を出して、自分たちの存在をアピールしながら移動する。

?クマも大好きな山菜やキノコなどを取りに行く時は、会ってしまう可能性があるので、常に周りに警戒する。

きのこ

既に知っていたこと、初めて知ることなど色々あっと思います。私もニュースなどで見てある程度の知識はあるつもりでしたが、調べてみると意外と知らないそことも多くて、びっくりしました。

調べてみるまでは、ディズニーのくまのプーさんのイメージからか、ハチミツを主に食べているように思っていましたし、クマが日本の国土のおおよそ半分くらいの地域に住んでいるなんて、思いもしませんでした。

そう考えると他人事ではないなぁと思えてきましたし、いつこういう危機に遭遇するかわからないので、念のための知識として覚えておきましょう。

私も下の子供がもう少し大きくなったら、色々なレジャーなどアウトドアに出かけられるようになると思うので、その時には子供たちを守るためにも、自分の身を守るためにも注意を払いながら楽しみたいと思います。

思いっきり楽しむためにもやはり予備知識って必要なものですよね。

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