無料のファイル転送サービスのセキュリティを15サービスを調べてみました。
1.データ便
2.ファイヤーストレージ
3.ギガファイル便
4.おくりん坊
5.ラクスルBOX
6.ネット便
7.Filemail
8.tenpu
9.スマートデータ便
10.bitsend
11.ファイルポスト
12.Temply
13.UP300.net
14.sDrop
15.Firefox Send
無料だからといえ、全くセキュリティ対策をしていないということはなく各それぞれが最低限かつ独自のセキュリティを施しています。
そのセキュリティ対策について探っていきましょう。
通信の暗号化SSLはされているか?
URLがhttp~でなくhttps~から始まっているものが暗号化通信で通信中のデータを読み取れないようになっています。
このSSL設定は15サービス全てで実施されていました。近年のサイトでは必ず施さなければならない通信なのでどのサービスもそれに準じているようです。
パスワード設定ができるか?
これもセキュリティ面を多少なりとも上げてファイルを転送したい場合は必須な機能といえます。
普通はこのパスワード機能がついていて当たり前なのですが、ついていないサービスが「おくりん坊」「Filemail」「tenpu(有料版はアリ)」「UP300.net」この4つです。
パスワードの設定が必要な場合はこの4サービスの利用は避けましょう。
データ便のセキュリティとは
「データ便」では通信の暗号化(SSL)、パスワード設定でデータの流出を防ぐことができますが、他のファイル転送サービスにはないセキュリティ便というのがあります。
セキュリティが強固な分、送信者と受信者の手間が増えるのですがかなりセキュリティのが高い機能です。
ファイヤーストレージのセキュリティとは
ファイヤーストレージでは通信の暗号化(SSL)、パスワード設定でデータの流出を防ぐほかアップロードファイルのウイルスチェックをサーバー上で行っています。プライバシーマークに則った個人情報の管理を行っているとのこと。
あとデータ喪失に備えて冗長化をしています。冗長化とは、例えばコレクターがコレクション商品を使う用と観賞用と保存用と別々に持っておくようなことで商品の紛失や壊れるのをカバーするみたいなことです。
最後に
ハード的なセキュリティを重視する人はファイヤーストレージがおすすめです。ファイルの冗長化やウイルススキャンは他にはないサービスです。
ソフト面でセキュリティを重視するならデータ便のセキュリティ便という機能を使えば送信者と受信者でやり取りが手間ですが外部に漏れてはいけないデータをしっかりとカバーできるサービスとなっています。
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