Excelショートカットキー「Ctrl+E」が知りたい人。
「ExcelでCtrl+Eの機能の呼び名はなんて言うの?ExcelでCtrl+Eでどんなことができるの?コレってExcelでCtrl+Eで出来ないの?」
といった疑問に答えます。
同僚が「ExcelのショートカットCtrl+Eが便利だよ」って聞いた時に、
「ExcelのショートカットキーCtrl+Eって何なの?」
と思いませんか?
そこで、Excelを業務や趣味で長年使い続けている私が
・Excelのショートカットキー「Ctrl+E」フラッシュフィルの3つの便利機能
・Excelのショートカットキー「Ctrl+E」の表の抽出と結合のやり方・手順
・Excelのショートカットキー「Ctrl+E」でこれができればいいのに
のトピックでご紹介します。
Excelのショートカットキー「Ctrl+E」フラッシュフィルの3つの便利機能
Excelで驚くほど超便利で話題となっているショートカットキー【Ctrl+E】は「フラッシュフィル」という名称です。
- 氏名を苗字と名前と分けて表示したい
- メールアドレスのドメイン部分を抽出したい
- 住所が都道府県と市町村と番地に別れているから結合したい
といった事を一気にやってくれる優れモノです。
表の中身を解析して、1行目の入力値と同じ要素を抽出してセルに自動挿入してくれる優れものです。
氏名から苗字や名前を抽出できる
メールアドレスからドメインを抽出できる
住所を結合する
今まで、手作業でやっていたりExcel関数のLEFT、RIGHT、MID等を使って抽出していた作業が一瞬で完了する超スグレモノです。
一回使ったら便利すぎて度肝を抜かれますよ。次の章でやり方を説明します。
Excelのショートカットキー「Ctrl+E」の表の抽出と結合のやり方・手順
Excelでショートカットキー【Ctrl+E】のやり方はどういった手順でやればいいのでしょうか?
以下の3つの方法に分けて説明していきます。
- 氏名から苗字を抽出する手順
- メールアドレスから@以降のドメインを抽出する手順
- 複数セルに跨がる住所を一つに結合する手順
氏名から苗字を抽出する手順
氏名のリストの右に苗字列を作ります。
苗字列の一番上のセルに左のセルの苗字部分を入力します。※コピペでもOK
入力したセルにカーソルを合わせ、ショートカットキー【Ctrl+E】を押します。
すると、一瞬で最終行まで苗字が入力されます。
メールアドレスから@以降のドメインを抽出する手順
メールアドレスのリストの右にドメイン列を作ります。
ドメイン列の一番上のセルに左のセルのドメイン部分を入力します。※コピペでもOK
入力したセルにカーソルを合わせ、ショートカットキー【Ctrl+E】を押します。
すると、一瞬で最終行までドメインが入力されます。
複数セルに跨がる住所を一つに結合する手順
住所のリストの右に結合住所列を作ります。
複数に跨がる住所列の1行目をメモ帳にコピペして、スペースになっているタブ部分を消します。
タブを消し終わった住所を結合住所列の一番上のセルにコピペします。
入力したセルにカーソルを合わせ、ショートカットキー【Ctrl+E】を押します。
すると、一瞬で最終行まで結合された住所が入力されます。
Excelのショートカットキー「Ctrl+E」でこれができればいいのに
フラッシュフィルは万能と思いきや、
意外と痒いところに手の届かなかったりします。
・住所から都道府県を抽出してくれない
・氏名は間にスペースがないいけない
・表に似た要素があると抽出が間違う
住所から都道府県を抽出してくれない
都道府県から番地までのひと続きの住所リストがあって都道府県のみの列を作ろうとした時に1行目が東京都、千葉県、埼玉県など3文字のだった場合は、4文字の神奈川県、和歌山県、鹿児島県などは神奈川、和歌山、鹿児島と最初の3文字しか抽出してくれません。
氏名は間にスペースがないいけない
氏名は苗字と名前が続けて書いてある場合、都道府県の時と同様で1番上に入力した文字数分の文字列だけ抜き出してしまいます。
最初の行に2文字の苗字の人だった場合、1文字の苗字の方と3文字苗字の方は変なところで名前が切れてしまって上手くいきません。
表に似た要素があると抽出が間違う
セルの最初の行の文字列と他の列にある文字列が一致した場合、その列の文字を同じ法則で返してくれます。
もし、他の行にも同じ文字列があった場合、どちらかを自動的に抽出してしまうので、自分が意図しない方を選んで抽出する可能性もあります。
さいごに
この記事では
・Excelのショートカットキー「Ctrl+E」フラッシュフィルが便利
⇒(同じ要素を一括で抽出してくれる有能なショートカット機能)
・Excelのショートカットキー「Ctrl+E」で表の抽出と結合ができる!
⇒(抽出や結合納方法を3通りの手順の紹介)
・Excelのショートカットキー「Ctrl+E」でこれができればいいのに
⇒(住所から都道府県を抽出してくれない・氏名は間にスペースがないといけない・表に似た要素があると抽出が間違う)
をお伝えしました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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