私は元々比較的体温が高い方なので、手足の冷えにはあまり悩まされたことがなかったのですが、最近ふと気づくと、足先が冷たくなっていることがあり、私もいよいよ冷え性の仲間入りをしたのかなぁーなんて思っているところです。
特に生活習慣などが大きく変わった訳でもないので、何故だろうと不思議に思っていました。
足が冷たいと寝付けなかったりしてなかなかツラいものなんだなぁとしみじみと感じています。
みなさん昔は冷え性というと、どちらかと言えば女性のイメージだったと思いますが、最近は男性の方で冷え性に悩まされている方も多いようです。
うちの主人も、冬場こたつを強のレベルでつけて、私や娘達が熱い熱いと言っている時でも、ずーっと足が冷えていて、いつもちっとも温まってこない人なので、暖かい飲み物を出すようにしたり、食生活などに気を配るようにはしているのですが、おうちで簡単に出来て、簡単で、しかもあまりコストもかからないような方法があれば、ベストですよね。
というわけでそもそも何が原因なのか、対策グッズや効果のある食べ物はあるかなど、色々と気になる点を調べてみましたので、是非参考にしてみてください。
足の冷え性の原因って?
心臓は血液を全身に送るポンプの働きをしているのですが、足はその心臓から最も遠いところにあるため、体の中で一番冷えてしまいやすい場所なんです。
それに加えて、血管も体の中心部には太い大きな血管が通っていますが、心臓から遠くなると血管が細くなることと、地球には重力というものがあり足から上に血流が流れるには重力に反して進まなければならないので、こういった理由からも足は血行が悪く、冷えてしまいがちなのです。
何故女性に多く見られるの?
なんと、大人の女の人のおおよそ半数は冷え性なんです。
エアコンのつけすぎ、仕事な家庭などでの過度なストレスなどにより自律神経のバランスが崩れがちなこと、食生活や生理などにより貧血気味になってしまうことなどが原因と考えられていますが、近年は冒頭で述べたように男性の方で冷えに悩んでいる人が増えてきています。また、女性に冷え性が多いのは、男性と比べると筋肉の量が少ないからという理由もあります。
足の冷え性に良い漢方ってあるの?
血液の流れなどを改善する……温経湯、当帰芍薬散、加味逍遙散など
体が熱を生産するのを助ける……人参養栄湯、十全大補湯など
体の中の水分が多すぎたり偏りがあるのを良くする……当帰芍薬散など
ストレスの改善……抑肝散、香蘇散、半夏厚朴湯、四逆散など
すぐに効果が出る訳ではないため、長期的に継続するのとともに、食生活など生活習慣の見直しも併せて行う必要があります。
気をつけることはある?
①同じ体勢をずっとしているのは良くないので、デスクワークや立ちっぱなしのお仕事をされている方は、2~3時間くらいに1度程のペースで良いので、お手洗いに行ったり、飲み物を取りに行ったりするなどして、席を立って少し歩きましょう。
立ったり座ったりしている時でも、少し足を動かすだけでも何もしないよりは効果がありますし、可能であればふくらはぎなどをマッサージするともっと良いでしょう。
②暖房は下の方を温められるものにする。
エアコンを使わずに、足元を温められるヒーターや、コタツ、床暖房で、集中的に温めましょう。
③果物やタコなど、体を冷やしてしまう食べ物は極力控えて、その代わりに体を温める効果のあるナッツ類や、しょうが、温かい食べ物、飲み物を積極的にとるように心がけましょう。
豆腐も体を冷やしやすいと言われていますので、冷や奴やサラダはNGです。お味噌汁に入れたり、湯豆腐やお鍋などで食べましょう。
④シャワーにしないで、温かいお風呂にゆっくり浸かってしっかり温まるようにしましょう。
お湯は38~40℃ほどにして長く浸かった方が、体が芯から温まるのはもちろんですが、湯上りに体が冷めるのが遅くなります。
お風呂に入れない時や面倒な時でも、シャワーで済まさないでお湯を貯める習慣をつけましょう。どうしてもの時は足湯をしましょう。
⑤筋肉が少ないと熱を作り出す量も少なくなってしまうので、冷え性改善と体力作りを兼ねて、ストレッチをしたり、ウォーキングをしましょう。
部屋の中で履くルームブーツ、レッグウォーマーや、靴・靴下に貼るカイロ、足湯用の家電や、沸かしたお湯を貯めて使う足湯用のバケツ、電気アンカや昔ながらの湯たんぽ、近年は充電して使える湯たんぽなど、実店舗はもちろんのこと、インターネットショッピングでも、最近はたくさんの商品を取り扱っています。
私が一番効果の合った方法
実をいうと上記の気を付けるべきことの中でも⑤番目の筋力をつけることが一番効果があったんです。
忙しい毎日の中でウォーキングなど時間を作るのはなかなか難しいし、外に出るまでがモチベーションいりますよね。
特に女性の場合は身支度やストレッチの他にお化粧もしないといけない結構な覚悟がいります…(*_*)
そんな時に家の中でかんたんに出来るエクササイズを見つけたんです。
それがhiitというたった4分で終わるエクササイズです。
20秒エクササイズ(スライドスクワット)⇒10秒休息⇒
20秒エクササイズ(膝腕立て伏せ)⇒10秒休息⇒
20秒エクササイズ(背筋)⇒10秒休息⇒
20秒エクササイズ(ねじり腹筋)⇒10秒休息⇒・・・
これを2回繰り返すだけで全身の筋肉を鍛えることができます。
20秒を全力でやるとより効果が期待できるのですが、冷え性対策がメインなので、慣れてくれば20秒以内でより多くの回数をこなすなどをすれば徐々に撃退できますよ。
何故冷え性って書くの?
最後に余談ですが、「ひえしょう」と書く時、性という字と症という字、どちらも使うと思うのですが、なんの違いかご存知でしたか?
冷え性→体が冷えやすいという体質を指す。
冷え症→例えば、足が冷たくてなかなか眠れない、エアコンを付けるとお腹を壊したりして体調を崩してしまうという様な症状を指す。
私は今、子供がまだ小さいのでできていませんが、子供の手が離れて、1人でゆっくりお風呂につかれるようになったら、好きな入浴剤を入れて、スマホで動画でも見ながらのんびり温まるようにしたいと思います。
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