ギガファイル便は無料で使えて1ファイル最大300GBで個数無制限とかなりの大容量のファイル転送サービスです。
そのギガファイル便の安全性、セキュリティが確保されているのかどうかが気になるところですよね。
動画、音声や容量の大きいデータなど第三者にとられる事や途中でファイルが壊れてしまう事なく安心して相手に送り届けたいものです。
- システムとしてのハード面
- 使い方によるソフト面
の安全性を見ていきましょう。
ギガファイル便のシステムとしての安全性とは?
- 日本国内の企業で日本国内のサーバーを使っている
- ギガファイル便はSSL通信されているか?
- ダウンロードURLは予測されるものではないか?
- ギガファイル便はウイルススキャン機能があるか?
日本国内の企業で日本国内のサーバーを使っている
ギガファイル便の運営会社は「株式会社ギガファイル」で長野に拠点を置く国内の会社です。またギガファイル便のサービスは2010年から10年以上の実績があり多くのユーザーに活用されています。
また、ファイルをアップするサーバーも場所は非公開になっていますが、国内のサーバーを使っていると公式ページの記載があります。
出典:ギガファイル便FAQページ
ギガファイル便はSSL通信されているか?
まず安心できるデータ通信とはデータの暗号化するSSL通信を使っているかどうかです。暗号化通信していると第三者に情報を読まれることがないのです。
ではSSL通信をしているかどうかはホームページのURLが「https~で始まっているか?」なんです。
もしURLがhttp~で「s」なしだと暗号化されていない通信なので、サーバーへUP中やダウンロード中に内容が丸見え状態で送受信されています。暗号化されていると送信中のファイルは見ることが不可能になります。URLがhttp~「s」なしのファイル転送サービスサイトは避けましょう。
ギガファイル便の場合はURLはhttps://gigafile.nu/とhttps~となっているので暗号化通信はされており、通信の安全性は担保されているということになります。
ダウンロードURLは予測されるものではないか?
ダウンロードURLが簡単に予想されてしまっては、誰かにデータを盗まれる可能性が出てしまいます。
ギガファイル便では毎回発行されるダウンロードURL(短縮URLも含む)にはランダムな英数字が書きだされるため第三者がURLを予測することが防げます。
ギガファイル便はウイルススキャン機能があるか?
ファイルの中には意図したり、知らぬ間にウイルスが混入している可能性もあります。
一般的にはファイル転送サービスでは、ユーザーがファイルをアップロードするたびに、ウイルススキャン技術を使用してファイルの安全性を確認します。
このスキャンにより、悪意のあるコードや不正なプログラムが含まれている可能性のあるファイルを事前に検出し、その結果、ユーザー間の安全なファイル共有を実現しています。
このプロセスは、データのセキュリティを最優先に考慮し、ウイルスに感染したファイルが他のユーザーに転送されるリスクを大幅に低減することを目的としています。
もちろん、そのウイルススキャン機能はギガファイル便にあります。
ギガファイル便からファイルをダウンロードする際に下記のように記述があり確認することが可能です。
ギガファイル便で自身でできる追加機能の安全性は?
- ギガファイル便はバスワードが設定できるか?
- ギガファイル便で保存期間を限定できるか?
- ギガファイル便はアップロードしたデータを消去することができるか?
ギガファイル便はバスワードが設定できるか?
ギガファイル便はアップロード時に任意でパスワードを設定することができます。パスワードを知っている人しかデータをダウンロードできません。
パスワードを別途メールでファイルの受信者に共有すれば安全性が保たれます。
ギガファイル便で保存期間を限定できるか?
保存期間があれば、アップロードしたデータはその期限をすぎると自動的に消去されます。
ファイル転送サービスによってはデフォルトで決まっていて選べないところもありますが、ギガファイル便では「3日間、5日間、7日間、14日間、21日間、30日間、60日間、100日間」と7種類選ぶことできます。
※100日間が新設されて21日間の保存期間がなくなりました。
データが流出しないためには、長い期間ギガファイル便のサーバー上にあるのを避けたいので短ければ短いほうがいいですが、受信者の都合もあるのでそれはTPOで使い分けて下さい。
ギガファイル便はアップロードしたデータを消去することができるか?
データの受信者がファイルをダウンロードした後に送信者又は受信者がファイルを削除できれば、第三者に漏れるリスクを減らせますよね。
ギガファイル便はダウンロードURLにアクセスするとデータの消去ボタンがついています。
ファイルアップロードの際に削除キーが発行されるのですが、そのキーを入力することでアップロードしたファイルを消去することができます。送信者は忘れずに削除キーを保存しておきましょう!
もし、削除キーを忘れてしまった場合は、設定した保存期間まで消すことができません。
ギガファイル便の運営会社に問合せしても削除の対応してくれません。
関連記事→ギガファイルの危険性とは?内容の漏れ個人情報流出を防ぐには?
ギガファイル便のダウンロード通知機能
ギガファイル便では、ユーザーにファイルのダウンロード状況を即座にメールで知らせる通知システムを搭載しています。
この機能をオプションとして活用することで、ファイルの受信状況を詳細に把握し、データの安全性と透明性を最大限に保護することが可能です。
この機能でダウンロード通知を受け取って、すぐにギガファイル便にアップロードしたファイルを削除すれば、他の人にファイルが漏洩してしまうリスクが少なくなります。
ギガファイル便の安全性のまとめ
ギガファイル便の安全性はハード面やソフト面で様々なセキュリティで保たれています。
ファイル転送サービスの中でも300GBの大容量に特化しているサービスで、ギガファイル便独自の安全性の担保やセキュリティ面の強化の機能はウイルススキャンです。
自分たちでできる事はファイルに(PDFやZIPファイル)パスワードロックなどプラスアルファすることでより安全性が保たれます。もし安心安全にファイルを送りたい場合は
- ダウンロードパスワードの設定
- ダウンロード期間を短くする
- ダウンロード後にファイルを消去する
など、すべての機能を活用してみてはどうでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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